中古車販売店で三菱ふそうのユニック車をお探しなら ユニック車とクレーン車の違い

ユニック車とは小型のクレーンを装備しているトラックの通称で、建設現場だけでなく、農業や林業、庭づくりなどでも活躍する身近な簡易作業車両です。汎用性が高く様々な現場で使われる車なので、中古車販売店でも人気があります。

一見クレーン車と同じように思えてしまいますが、大きな違いがあります。
クレーン車とユニック車の違いの1つ目は、クレーン車は運転席でクレーンの操作ができるのに対して、ユニック車は運転席からクレーンの操縦ができないことです。

2つ目の違いは、クレーン車には荷物を載せることができませんが、ユニック車はクレーンで吊り上げた荷物を荷台に乗せてそのまま運ぶことができることです。

3つ目は、クレーン車には製造や設置検査に厳しい決まりがあることです。ユニック車は吊り上げ重量を3トン未満に抑えることで製造しやすく、使いやすくなっていることがあります。

また、クレーン車には大型の荷物を持ち上げて水平に運ぶこともできるというメリットがありますが、車体や重量が大きくかさばり、クレーンの機能に特化した車体であることから、ビルの建設現場や高所作業など、大規模な現場や専門的な現場で使用されます。

これに対してユニック車は、クレーン付きトラックという言葉どおり、トラックと一体になっているため、荷物の運搬もできる上、コンパクトで移動もしやすい汎用性に優れているのです。

人気の高いユニック車ですが、中古車販売店で購入することも可能です。三菱ふそうなどの人気メーカーの中古トラックをお探しの方は、トラックワンへご相談下さい。

中古のクレーン付きトラック、ユニック車を購入する際には、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。中古ユニック車選びでは、価格だけでなく、車輌そのものについても吟味すべき点がたくさんあるのです。

クレーンは車輌側から動力をもらって動かすので、クレーン使用時にはエンジンも動かしています。つまり、クレーンの使用時にも車輌エンジンが動いているので、走行距離が少なくてもエンジンを消耗していることがあるのです。

走行するよりもクレーンを動かす仕事が多かったり、アイドリングして待機する時間が長かったりする場合には、エンジンは走行距離にクレーン可動時の回転数を足した計算になり、エンジンの状態は走行距離だけでは判断できなくなります。

車輌とクレーンの年式が同年式の車輌ではなく、中古車に初めてクレーンを取り付けた車輌であれば、エンジンの消耗は走行距離で判断できますが、同年式の車輌で走行距離が多い場合には注意が必要です。

さらに、中古ユニック車選びではクレーンを取り付けるシャーシ部分の補強板の状態を確認することも大切です。この補強版が高張力銅板という強度の素材ではなく、ただの鉄板を使ってそれらしく見せ、取り付けてある車輌がまれにあります。

そのような場合、シャーシが曲がってしまったり、クラックが入って折れてしまったりすることもあるので、必ず確認をしましょう。中古車販売店で購入を検討している場合は、特に念入りにチェックすることをおすすめします。