4トントラックの中古車ウイングを購入する前に知っておきたい種類と用途

街中で大型トラックを見かけることがありますが、そのトラックにも色々な種類があることをご存知でしょうか？

仕事でトラックを使う機会がある方であれば別ですが、一般の方であれば詳しい種類までは知らない人も多いでしょう。そこで、トラックの中でも目にする機会がある4トンウイングの種類について解説します。

4トンウイングとは、ボディ（荷台）部分がアルミパネルで囲ってあり、そのアルミパネルが左右に跳ね上がる構造で、積載量が2.2～3.7トンの中型トラックのことです。大きなお店などに荷物を運んでくる様子を目にしたことがある方もいるでしょう。

実は運ぶ荷物の種類に応じて、長さや幅が色々あります。種類としては大きく分けて、標準ボディとワイドボディの2種類です。同じ4トンウイングでも車種によって若干の違いがあり、最大積載量と内寸には違いがありますので、4トントラックの中古車ウイングを購入する際には注意するようにしましょう。

また、4トンウイングの場合、基本的に中型免許以上の免許が必要となります。ただし、免許を取得した時期によっては普通免許でも運転することができる場合もありますので、自分の免許を一度確認してみるようにしましょう。

4トントラックは、より大きな10トントラックと比べると運べる量は少なくなりますが、小型トラックよりも効率よく運ぶことができるため、10トントラックと併用して使われる場合が多いです。

4トンウイングは荷物運搬のために運送業界で多く使われているトラックですが、どのような用途があるのでしょうか。

4トンウイングの特徴としては、側面のアルミパネルを開閉することができるつくりのため、荷物の積み降ろしをするのに便利なトラックと言えます。

開閉した部分からフォークリフトを使い、効率的に荷物の積み降ろしをすることができるので、荷物の大きさや重量に関係なく幅広い荷物を運ぶことが可能です。そのため、食品を運ぶこともあれば機械類を運ぶこともあります。

このような使い方ができるので、たくさんの荷物を一度に運ぶことができる10トントラックと同じくらいの需要があるのが特徴です。2018年度普通トラック市場動向調査によると、10トントラックに続き第2位の保有台数であるとの調査結果も出ています。つまり、様々なタイプの荷物を効率よく運ぶことができる優れた用途のトラックということです。